2021/01/28 01:02

コロナ禍でのステイホーム期間では、誰もがお家と向き合う時間が増え、インテリアや住まいのことについて考えることも多くなったという方も多いと思います。

あるリサーチ会社が実施した意識調査でも、外出自粛を経て「自宅で過ごす時間の充実化」への注目度が高まっていることが改めて確認できました。

今回は、おうち時間をポジティブに捉え、豊かな時間に変える「照明のコツ」についてお伝えしたいと思います。

1部屋1灯ではなく、部屋×目的で照明を選ぼう



日本の住宅はダウンライトなど、既に天井に照明が組み込まれているケースが多く、天井照明で明るく照らし、寝る直前まで同じ光を浴び続けることも珍しくありません。

一方、北欧のデンマークなどは暗くて長い冬が続くため、夜は必要な場所に必要な分だけの「あかり」を灯して生活することがデンマークの人たちの生活には根付いていたりします。

コロナ禍で働き方や家での生活が変わり、圧倒的に家で過ごす時間が長くなって、今まで出来ていなかったことを見つめ直す良いタイミングにもなっています。

インテリアに関しても、自分の場所(パーソナルスペース)を求める人も増えてきています。

特に家族と暮らしている方は、家全体が家族共有な場所であるため、パーソナルな空間をどのように作るのかということに拘っている人も増えてきています。

照明選びで大切なポイントは、何をする場所なのか目的を決めてから、そこに設置する照明を選ぶことが大切です。

読書をするための照明なのか、雰囲気作りのための照明なのか・・・

そうすることによって、照明器具のタイプや配置が決まっていきます。

これらの点で考えると「多灯」というのも効果的です。

1部屋に1灯という考え方ではなく、部屋×目的の数だけ照明があっても良いと思います。

北欧のデンマークでは、1灯で明るくしようとせずに、2灯以上の色々な光を組み合わせて、そこに陰影を作り出し部屋を演出したりするのがデンマーク流として好まれています。

また、お家に高齢者がいる場合は、明るさの感度が下がるため、適用数より少し明るめの照明器具を選ぶなど、目的に沿った照明の選び方が良いと思います。

選び方次第で、さまざまな雰囲気を演出できる照明器具。

「リビングではくつろぎたい」
「ダイニングでは賑やかに食事を楽しみたい」

これからの生活を具体的にイメージすることで、最適な照明器具を選ぶための近道になると思います。

当ショップでも、様々な北欧スタイルの照明器具をご用意しておりますので、ご参考にしていただきながら、大切な家族と理想の暮らしを話し合ってみてはいかがでしょうか。